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アウトドア・防災にオススメの【携帯浄水器】選び方・スペック比較

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キャンプで川の水を飲料水に変える携帯浄水器が欲しい!!

ということで、この記事では携帯浄水器5種類のスペックを比較して、どの浄水器が浄水能力が高いのか丸裸にしてみました(*´∀`*)

もちろんキャンプでの使用がメインなんですが、災害大国日本でいつ地震や水害などの災害に見舞われたとしても、携帯浄水器さえあれば浴槽に張った水や川などの水源さえあれば濾過して飲み水にできるので、防災用も兼ねて選んでいきたいと思います。

選ぶ際の参考にしてみてください!

 

携帯浄水器の選び方

携帯浄水器を購入する人の多くは、キャンプや登山といったアウトドアでの使用と、地震や水害といった災害時の備えを目的としているケースが多いのではないでしょうか(*´∀`*)

アウトドアと災害時、その両方で使える携帯浄水器を選ぶ際に筆者が求めるものは、

  • 安全性
  • 携帯性
  • 耐久性

の3つです。

何に重きを置くかは人それぞれ考え方があると思いますが、携帯浄水器の購入を検討している誰もが無視できないであろうこの3つのスペックを基準に、小さいのが良かったり軽いのが良かったり、自分の使い方に応じて選ぶのが良いでしょう。

 

安全性(浄水能力)

浄水器を選ぶ上で、まずは安全性が確保できることが大前提となります。

例えばキャンプや登山で川の水を飲んだり、災害時に浴槽に貯まった水や井戸水を飲み水として利用したり、いざという時にちゃんと安全に濾過した水が飲めるかどうかが重要です。

現在販売されている携帯浄水器は、大腸菌やサルモネラ菌、エキノコックスといった細菌類を取り除くことができるものがほとんどですが、中には細菌類よりももっと小さいウィルスを取り除くことができるものもあります。

一番小さい細菌類は0.2μm(マイクロメートル)で、一番小さいウィルスの大きさは0.025μmだそうです。

つまり、浄水器のフィルター孔が0.2μmよりも小さければほとんどの細菌類を除去可能で、浄水器のフィルター孔が0.025μmよりも小さければ大抵のウィルスを除去できるということです。

安全な水を作る一番良い方法は「蒸留」ですが、道具もないし毎度毎度そんなに時間もかけていられないので、携帯浄水器で濾過し、もしもそれでも心配なら更に煮沸するとより安全性の高い飲料水ができあがります。

 

携帯性

アウトドアギアは、なるべく小さくて軽いものが好まれます。

これは災害時も同様で、避難用バッグの中に着替えや食料等の必需品を入れるので、各アイテムは当然コンパクトである方が便利です。

本記事でご紹介する携帯浄水器は、ボトル取り付け型ボトル一体型の2種類があります。

ボトル取り付け型の方が小型でかさばりませんが、ボトル一体型も500mlの水筒と変わらない程度の大きさなので、キャンプや災害時の携帯性については本記事でご紹介する携帯浄水器どれを選んでも問題ありません。

車で行かないキャンプや登山の場合は、なるべくコンパクトなものの方が選ばれやすいのかなと思います。

 

耐久性

アウトドアでハードに使ったり、災害時に荷物を丁寧に扱えない状況だったりすることもあるかと思います。

携帯浄水器の入ったリュックを踏んづけてしまって、いざ使いたい時に使えないようでは困ってしまいます。

また、濾過できる水の量(フィルターの耐久性)も気になるところではありますが、今回比較する携帯浄水器の中で1番フィルター寿命が短いもので150ℓの濾過です。

大人ひとりが1日で必要とする水分は2〜3ℓと言われているので、150ℓ濾過できれば毎日使用したとしても約2ヶ月間使うことができますので、どれを選んでもキャンプや災害で使うには十分すぎる耐久性があります。

キャンプでも災害時にも使える携帯浄水器は、いざという時にしっかりと使用できる状態を確保できるもので、丈夫なものを選びたいところです。

 

 

今回はこの3つ(安全性・携帯性・耐久性)を基準に、アウトドアでも災害時でも本当に使える携帯浄水器を比較してみようと思います。

 

 

 

【携帯浄水器】スペック比較

①ソーヤープロダクツ ソーヤーミニ

《 スペック 》

  • サイズ:13.5cm × 直径3.5cm
  • 重量:55g
  • フィルター素材:中空糸膜フィルター
  • フィルター孔サイズ:0.1μm
  • フィルター寿命:38万ℓ

安全性

出典:UPI

素材は一般的によく使われている中空糸膜のフィルターで、フィルター孔は0.1μm、有害な病原菌を99.99999%除去できるという実力は国連でも認められ、世界70ヶ国以上で使用されています。

しかしフィルター孔がウィルスを通してしまう0.1μmであることを考えると、災害時などで使用する場合は濾過後の煮沸はした方がより安心ですね。

携帯性

出典:UPI

かなりコンパクトなので、登山用ザックや防災バッグに入れてもかさばりません。

ただし、ペットボトルやプラティパスに取り付けて使用する場合は、当然これらも一緒に用意しなければならないので、部品が多くなると紛失のリスクが高まるので注意が必要です。

もしペットボトルなどの容器がなくても、付属のストローで水源から直接水を飲むことができますが、これは本当の非常時と考えた方がいいかもしれません。

耐久性

ソーヤーミニはなんと38万ℓもの水を浄水できるんです。

人は1日に3ℓの水が必要と言われていますが、ソーヤーミニで1日3ℓの水を浄水すると、なんと約347年も使い続けることができる計算になるんです(笑)。

流石に38万リットル使いきるまで本体が耐えられるかどうかは謎ですが、ほぼ無制限に使えると思えば災害時などに周りの人のためにも躊躇なく使えるのではないでしょうか。

 

 

②東洋技研 mizu-Q Plus

《 スペック 》

  • サイズ:13.4cm × 直径4.05cm
  • 重量:65g
  • フィルター素材:中空糸膜フィルター、繊維状活性炭
  • フィルター孔サイズ:0.1μm
  • フィルター寿命:350ℓ

安全性

出典:渡辺商事株式会社

ソーヤーミニの日本版といったイメージは外見だけではなく、フィルター素材やフィルター孔も同じです。

中空糸膜フィルターで、フィルター孔は0.1μmなので、ソーヤーミニ同様、特に災害時使用ではなるべく濾過後に煮沸してから飲用した方がいいですね。

それでも大腸菌やエキノコックスといった細菌類はほとんど除去してくれていて、日本の水道法水質基準をクリアしているので、魚が住める程度の水質であれば問題なく飲料水が作れそうです。

携帯性

大きさはソーヤーミニよりも一回り大きい程度で、キャンプはもちろん防災バッグに入れても邪魔にならない大きさです。

500mlのペットボトルの半分くらいの長さです。

重さも65gと軽いのも魅力ですね。

耐久性

浄水能力は350ℓですので、ソーヤーミニと比べると少なく感じますが、それでも1日3ℓの水を浄水しても4ヶ月弱毎日使い続けることができます。

mizu-Qの場合は、浄水能力の限界(350ℓ)が近づいてくると水の出方が悪くなって、フィルターカードリッジの交換を教えてくれます。

フィルターの処理能力を超えて汚染された水を飲む前に分かる仕組みになっているのでありがたいですね。

 

 

③セイシェル 携帯浄水ボトル

《 スペック 》

  • サイズ:22.8cm × 直径8cm
  • 重量:130g
  • フィルター素材:疎水性ポストフィルター、イオン吸着マイクロフィルター
  • フィルター孔サイズ:不明
  • フィルター寿命:380ℓ

安全性

出典:Vortex

放射性物質のセシウムを99.78%取り除いてくれるという触れ込みは、防災対策としては特に嬉しい機能かもしれませんね。

物理ろ過・吸収・イオン吸着・化学結合の4つの作用で有害物質を除去してくれます。

赤十字、NATO、自衛隊の他、芸人のヒロシさんもキャンプで愛用している実績のある携帯浄水ボトルです。(水質試験結果も公開されている→http://www.vortexjapan.com/filtration/data.html

携帯性

出典:ヒロシちゃんねる

セイシェルはボトルタイプなのでソーヤーミニやmizu-Qと比べると大きくなりますが、浄水器の他にペットボトルなどを用意する必要はありません

そのままボトルに水を入れて蓋を閉め、フィルターを通って出てきた水はすでに濾過されています。

大きさもちょっと太めの500mlのペットボトルだと思えば対して気になりませんし、重さも130gとボトルタイプの中ではダントツで軽いのもポイントです。

耐久性

浄水能力は380ℓですので、毎日3ℓ濾過し続けたとしたら4ヶ月ちょっと使用できます。

自分の山を買うほどキャンプが好きで行きまくっているヒロシさんでも2年以上使い続けていたので、月に1〜2回程度の使用であればかなり長いこと使えるはずです。

ちなみにヒロシさんがセイシェルを買い換えた理由は「焚き火で本体が解けたから」だそうです。

セイシェルボトルは耐火性はなく溶けますので、くれぐれも焚き火の近くに置く際は気をつけてください(笑)

 

 

④グレイル ULウォーターピュリファイヤーボトル

《 スペック 》

  • サイズ:24.5cm × 直径7.3cm
  • 重量:309g
  • フィルター素材:超粉末状活性炭
  • フィルター孔サイズ:記載なし (0.02μmのウィルスを99.9999%除去可能)
  • フィルター寿命:150ℓ

安全性

出典:GRAYL

フィルター孔サイズの記載は確認できませんでしたが、0.02μmのウィルスを99.9999%除去できるというとことは、フィルター孔はそれ以下だということが予想できます。

細菌類だけでなくウィルスも99.9999%除去できるし、本記事で取り上げた浄水器の中で唯一、化学物質・貴金属・農薬も軽減可能なことからもその性能の高さがわかります。

味や匂いなども取り除いてくれるのも嬉しいですね。

個人的には、品質に絶大な信頼を寄せているモンベルにセレクトされている携帯浄水器というだけで安心材料になっています。

携帯性

出典:mont-bell

セイシェルと同じようにボトルタイプで、500mlの水筒サイズです。

特段そこまできになるサイズではありませんが、重さが309gなので荷物を1gでも減らしたいクライマーやULキャンパーの方は考えものかもしれません。

防災バッグの中に入れるとなると、500mlのペットボトルを入れるのと同じくらいの容量を食いますが、その程度であれば許容範囲かなと思います。

耐久性

浄水能力は150ℓと、他の携帯浄水器と比べると少なめです。

ですが、毎日3ℓ浄水したとしても50日間使い続けることができますので、通常のキャンプ使用、災害時の飲み水確保の使用であれば、全く問題にならない程度に使うことができます。

耐熱温度が100度なので先に煮沸してから濾過することもできますが、それよりも踏んづけても壊れない本体の衝撃耐性も、キャンプや災害時などあらゆる面で想定外の負荷が掛かる可能性を想定すると心強いですね。

 

 

⑤ライフセーバー リバティ

《 スペック 》

  • サイズ:25.5cm × 直径7.95cm
  • 重量:425g
  • フィルター素材:UF:Ultra-Filtration(超濾過)フィルター
  • フィルター孔サイズ:0.015μm
  • フィルター寿命:2,000ℓ

安全性

出典:Makuake

触れ込みのフィルター孔サイズは、今回取り上げた携帯浄水器(記載のあるもの)の中で一番小さい0.015μmです。

一番小さいウィルスが0.025μmらしいので、ほぼ完璧に防いでくれそうですね。

イギリス軍で採用されているところも安心ポイントは高めです。

携帯性

大きさ・重さ共に本記事の携帯浄水器の中で一番BIGですが、とはいえ一般的な500mlの水筒とほぼ同等のサイズです。

重さは425gとやや重めなので、登山やULキャンパーからすると選択肢から外れるのかなぁと。。

地震や水害等の災害対策用として常備しておくのであれば、そこまで気になる重さではないし、災害時のタフな状況を想定すると使い勝手はピカイチかと思います。

耐久性

浄水能力は2000ℓです。

毎日3ℓ浄水したとすると、約1年10ヶ月使うことができます。

イギリス軍に採用されるほどのシステムですので、なかなかいい耐久性を持っているのではないでしょうか。

 

 

 

結局どの携帯浄水器がいいの?

一番いい携帯浄水器はズバリこれだ!!

と、断言できません(笑)甲乙つけがたし。。

 

やっぱり人それぞれ何を選んだら良いかは違うと思うんですよね。

キャンプ地に流れる綺麗な川の水を濾過して飲むのが目的なら、ソーヤーミニとかmizu-Qで全然いいと思うし、放射性物質のセシウムとかちょっと気になる人はセイシェルを選ぶと満足できそうですし。

アウトドアだけじゃなく防災も含めてタフに使える状況を想定している人は、グレイルとかライフセーバーリバティを選ぶだろうし。

登山とかULキャンプで使う人はやっぱ重さを基準に決めたいですよね。

なので・・・好きなのを選べばいいと思います(笑)

 

で、筆者のニーズに沿って選んだのは・・・

  • キャンプでも使いたい
  • 災害に備えて(最近水害も多いから)ウィルスも除去してくれる浄水器が欲しい
  • 500ml水筒サイズなら無問題・重さも気にならない
  • そんなに頻繁にキャンプに行けてない(泣)ので、フィルターの寿命も気にならない
  • ある程度コスパ重視

こんな感じで考えているので、グレイルのULウォーターピュリファイヤーボトルかなぁ、と。

でもセイシェルも捨て難いんだよなぁ。。

 

今はペットボトルってどこでも手に入るから、キャンプ用と割り切ればボトルに差し込むタイプでもいいんだよねぇ。。

ソーヤーミニの浄水能力38万ℓは逆にちょっと疑いの眼差しを向けてしまうけど(笑)

 

結論!

・・・どれにするか決定して購入したらレビュー記事書きます(*´∀`*)

   

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