あなたにはお気に入りのクッカーはありますか?
多くのキャンパーから愛されるクッカー、常に上位にランクインしているあのクッカー
って気になりませんか?
今回はクッカー界のレジェンドと言っても過言ではない《PRIMUSライテック トレックケトル&パン》の人気の秘密を、実物を入手して実際に使ってみました!
《PRIMUSライテックトレックケトル&パン》人気の理由
ライテック トレックケトル&パン 3つの魅力
3つの魅力
- ふっ素樹脂塗膜加工(テフロン加工)
- 底面の滑り止め加工
- 鍋にもフライパンにもなる
ふっ素樹脂塗膜加工(テフロン加工)
何といってもこのクッカーの魅力は、クッカーの内側に焦げ付きにくいテフロン加工が施されていること。
キャンプでは料理によって鍋やフライパンを使い分けるためにいくつも持っていくわけではありません。
出来れば1つもしくは2つのクッカーで全ての調理をこなしたいものです。
「ライテック トレックケトル&パン」はクッカーの内側にテフロン加工が施されているので、クッカーについた油汚れなどをキッチンペーパーでさっと拭き取ることができます。
もちろんテフロン加工なので、焦げ付きの心配はありません!
キャンプではクッカーを洗うことが難しい環境だったり、洗い場のあるキャンプ場でも頻繁に洗い場に行くことは面倒だったりします。
例えば形の似ているスノーピークの名作「トレック900」は、内側がテフロン加工されていないので、蓋をフライパンとして使った場合には焦げ付きが残りますし、コメを炊いた場合にも内側におコゲがへばり付きます。
「ライテック トレックケトル&パン」は、内側にテフロン加工が施されているので、焦げ付きやこびり付くことがないので、サッと一拭きで綺麗になってしまいます。
底面の滑り止め加工
実際に野外で調理してみるとわかるんですが、バーナーの上でクッカーは意外と良く滑るんです。
筆者も他のクッカーを使っていて何度かバーナーから滑らせて落としてしまったことがあります。
「ライテック トレックケトル&パン」の底面には滑り止め防止の凹凸加工がされていので、バーナーの五徳のギザギザに引っ掛かって滑りにくくなっています。
このタイプのクッカーではよく汁物を作るので、滑らせてしまうともう大惨事なんです。
鍋にもフライパンにもなる
多くのクッカーの蓋の部分がフライパンになるように、「ライテック トレックケトル&パン」の蓋もフライパンになります。
一般家庭でもテフロン加工のフライパンがたくさんありますので、テフロン加工の便利さについてはみなさんご存知かと思います。
この「ライテック トレックケトル&パン」は、蓋の部分の内側にもテフロン加工が施してありますので、一つのフライパンでササッと2品3品作れちゃいます!
例えばベーコンに醤油をチョロっと垂らして焼いたとしても、醤油の焦げ付きはペーパーでサッと一拭きで綺麗になるので、すぐに次の調理をすることができます。
この手軽で楽な感じが、都度都度洗いながら調理するわけではない野外での調理に便利なんです。
本当にくっつかない?油なしで卵を焼いてみた
テフロン加工の威力を試すべく、油を引かずに卵を落としてみました。
結果は・・・
あれ!??
本当にくっつかない!!!
でもひっくり返してキミだったらさすがに・・・
これはくっつくでしょ
とりゃっ!!
あれれ!!??
くっついてないじゃない!!
ま、テフロン加工ってそういうもんだけど、クッカーでって、なんか感動(*´꒳`*)
だって今までスノピのトレック900で
「基本、汁物だなぁ」
って思ってたのが、蓋の部分もちゃんとフライパンとして使ってみようと思えるテフロン加工だったんだからね!!
これからはキャンプ料理の幅も広がっちゃう予感(//∇//)
スノーピーク トレック900との比較
お次は、ほぼ同じ形状・容量のスノーピークのトレック900と比較してみました。
形状も容量もほぼ同じですが、具体的に実際に使う時にはどんな違いがあるのでしょうか。
内側にメモリがない
スノーピークの「トレック900」には、クッカーの内側に目盛りがついていましたが、「ライテック トレックケトル&パン」には目盛りがついていません。
↑スノピ トレック900には、
クッカーに目盛りがついてる
↑ライテック トレックケトル&パンには
目盛りがついていない
今までの経験上、筆者は目盛りを見ながら調理していたかというと・・・全然見てませんでした(笑)
なので筆者にとっては全くデメリットではありませんが、もし調理する時に目盛りがついていた方が安心という方にとってはデメリットなのかもしれませんね。
蓋の取っ手を伸ばした状態での締まりがイマイチ!?
これも結構言われているみたいで、実際やってみると確かに微妙にしまっていないような・・・
取っ手を少し上にあげた状態ならちゃんと閉まると言っている方がいたのでやって見たんですが・・・
ん??・・・これ、閉まってんのか!?
よく見てみると、蓋を受ける部分の溝が丸く湾曲した形状になっています。
これじゃあもともとカチッと閉まることはありませんね(笑)
これはトレック900も同じようにカチッとは閉まりません。
締めるというより、乗っけてると言った方がしっくりくる感じですね。
まぁ、この手のクッカーってこういうもんでしょ?
もともと圧力鍋じゃあるまいし、そんなにピッタリと寸分の隙間なく閉まる必要性もないですから、まぁ全然許容範囲です(*´꒳`*)
持ち手にラバーがついている
トレック900の取手はステンレスがそのままむき出しになっているのに対して、「ライテック トレックケトル&パン」は最初から標準で持ち手にラバーがついています。
このラバーが意外と重宝していて、バーナーで調理してすぐに取手を素手でつかむことができます。
ラバーがないと当然取手部分が熱くなっているので、手袋をはめてからじゃないとさわれません。
でも逆に、焚き火の上のグリルで調理をする場合には、ラバーがついていると溶けてしまうので、トレック900のように金属の取手のクッカーじゃないとダメですね。
筆者はバーナーでの調理が多いので、バーナー調理は「ライテック トレックケトル&パン」を使い、焚き火でガンガン調理するときにはトレック900をと、調理スタイルによって使い分けることになりそうです。
スタッキングに注意
クッカーの中がテフロン加工なので、ガス缶やガスバーナーなどをスタックする時に擦れてテフロン加工が剥げないように気を使うかなぁと。
スノーピークのトレック900であれば何も気にせずアレやコレやただぶっ込んでOKだったので、「ライテック トレックケトル&パン」にバーナー類などをスタックする時には、傷つかないようにクッションとなるものを挟んだ方が良さそうですね。
まとめ
今回新たに購入した《PRIMUSライテック トレックケトル&パン》ですが、やっぱり何と言ってもテフロン加工で調理も洗いもツルッといくのはめっちゃ良いです!
基本的にフィールドで使用したクッカーは、家に持ち帰ってから洗っていたので、それが現場でサッと洗い流してしまえるのはとても便利です。
大人気の理由も頷けます。
コレからこのサイズのクッカーの使い分けとしては、焚き火で直接火にかけるのはスノーピークのトレック900、バーナーで調理をする時に使うのはPRIMUSのライテック トレックケトル&パンにしようかと思っています。
それはそうと、そろそろこのサイズのクッカーを使った料理のレパートリーも考えなきゃなぁ(*´꒳`*)
なんて、早速このクッカーで何作ろうか考えてる筆者がおります(笑)
そりゃあニューアイテムだもん、テンションも上がるでしょ!!
スノーピーク(snow peak) トレック 900 SCS-008