もちろんASMR以外にも最高👍
YouTubeなどで動画撮影をする時に、音にもこだわりたいと思う方も多いのではないでしょうか。
今回は通常の動画撮影からより繊細なクオリティが求められるASMR動画に至るまで、これ1つでほとんどの撮影をカバーできるコスパ最強クラスのすごいマイクをご紹介します(*´∀`*)
TASCAM DR-07X
良い音で動画を撮りたいと思ったら、必ず必要になってくるのが「外部マイク」です。
その外部マイクの中でも初心者に差をつけられるコスパの良い高性能マイクがTASCAM DR-07Xです。
《スペック》
スマホは右にスクロールしてみてね👉
DR-07X 主な仕様 | |
記録メディア | microSDカード (最大128GB) |
ファイルフォーマット | WAV:44.1kHz/48kHz/96kHz 16bit/24bit MP3:44.1kHz、48kHz 32k/64k/96k/128k/192k/256k/320k bps |
録音チャンネル数 | 2チャンネル(ステレオ) 1チャンネル(モノラル) |
再生スピード | 0.5倍~1.5倍(0.1倍単位) ※44.1k/48k Hz時のみ |
内蔵マイク | 単一指向性 ステレオ A-B / X-Y切替式 |
ローカットフィルター | 40 / 80 / 120Hz |
アナログオーディオ入力 | マイク&外部入力:3.5mm(1/8")ステレオミニジャック アンバランス プラグインパワー対応 |
三脚取り付け用穴 | 1/4インチ・カメラネジ |
電源 | 単3形電池 2本(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池) パソコンからのUSBバスパワー専用ACアダプター(TASCAM PS-P520E、別売) |
電池持続時間(録音時) アルカリ(EVOLTA) |
約17.5時間 (2チャンネル WAV、44.1kHz、16bit、内蔵マイク、JEITA) |
電池持続時間(録音時) ニッケル水素(eneloop) |
約15.5時間 (2チャンネル WAV、44.1kHz、16bit、内蔵マイク、JEITA) |
大きさ(W×H×D) | 68 × 158 × 26 mm |
重さ | 127g |
「🎧/LINE OUT」端子にイヤホンを挿せばリアルタイムで音声モニタリングも可能で、初めて音聞いたときは感動しました(*´∀`*)
↓ここにイヤホンジャックがあるよ
さて、それでは筆者が実際に使っていて「これだけは購入前に知って置いて損はない」というポイントをピックアップしてみましたので、一緒に下記チェックしていきましょう!
ASMR録音が可能
ASMRは、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚。
引用元:wikipedia
食べ物の咀嚼音や、囁きボイス、焚き火の音など、様々なASMRがYouTubeで人気ですが、DR-07XがあればASMRの録音もできちゃいます。
ちょっと…いや、だい〜ぶクセの強いYouTuberですが、、まぁDR-07Xの性能は参考になるかと↓
(※人によっては閲覧注意かもw)
個人的には美女の囁きの方が嬉しいんですが(というかちょっと気持が悪い)・・・とにかく音の良さは伝わったのではないでしょうか(笑)
ちなみにこの動画、この記事の執筆時点でなんと42万回も再生されているんですyoΣ(゚д゚lll)
アイディア次第ではまだまだ音フェチ層のニーズに応える動画作成も可能なのかな、と。
もちろんASMRじゃない普通の音も問題なく高クオリティに録音できます。
2つの単一指向性マイクで集音範囲を使い分け
DR-07Xには、2つの可動型単一指向性マイクが付いていて、録音する対象によって集音範囲を使い分けることができます。
単一指向性マイクとは、正面の音をよく拾い、後ろの音はあまり拾わないタイプのマイクです。
DR-07Xには、単一指向性マイクが2つ付いていて、それぞれが稼働するようになっています。
出典:TASCAM
この2つのマイクが開いた状態をA-B方式、それぞれが内側を向いた状態をX-Y方式と言います。
- A-B方式:録音したい音の範囲がピンポイントの時(ギターソロ演奏など)
- X-Y方式:より広範囲の音を拾いたい時(会議など)
自分の録りたい状況に応じて狭い範囲の録音も広範囲の録音もできるので、YouTube動画の撮影ではほとんどのシーンに対応できるのではないでしょうか。
筆者が動画撮影するときには、基本的にXY方式で狭い範囲の音を狙うことが多いです。
テレワークにも使えるオーディオインターフェース機能
最近は様々な要因によってテレワークが急激に普及してきた感じがします(ZOOMとか)。
DR-07Xはオーディオインターフェースとしても使用することができますので、撮影時のみならず仕事でもその性能を発揮する機会がありそうです。
オーディオインターフェースとしての使い方も簡単で、付属のコード(micro USB Type-Bの方)をDR-07Xに繋いで、反対側のUSBはPCに挿します。
DR-07Xの画面が次のように表示されるので、「メニュー>USB>オーディオI/F>PC/Mac」の順番に選択すればOK。
これでDR-07XをPCへ直接繋いで録音や通話ができるようになります。
「〇〇さん、音すごぉ〜い」って言われたい(*´∇`*)
iPhoneへ直接繋いで録音
最近はスマホでも4K動画が撮影できたり、iPhoneで撮影する人もかなり多いようです。
iPhoneで動画撮影をする場合、DR-07Xを外部マイクとして直接iPhoneに繋いで動画撮影をすることができます。
ただし!
付属のUSBケーブルのUSB端子をiPhoneのLightning端子へ変換する変換ケーブルが必要となります。
この変換ケーブルを付属のUSB端子と繋げて、あとはLightning端子をiPhoneへ挿入すれば完成です。
これでiPhoneでもDR-07Xの集音力を動画に収めることができます。
DR-07Xの操作はPCの時とほとんど同じですが、最後の「接続先」選択のみ「iOS」にしてから使用しましょう。
単三電池で約17.5時間の長時間駆動
単三電池2本での駆動の場合、最長で17.5時間もの長時間録音が可能です。
定点にカメラを置いて長回し撮影をする時など、朝から夕方まで丸一日回しっぱでも全然大丈夫です。(そんな回し方はなかなか必要ないかもしれませんが。。)
それでも屋外撮影の場合などは、これだけ長時間録音し続けることができるのは嬉しいことですね。
ただし、ここでも注意が必要です。
撮影の度に新品の電池を入れていればほとんど電池切れの問題はないと思いますが、2回目、3回目に使うときに長時間駆動が可能なことが仇となって、撮影前に電池残量を確認せずに使ってしまうと、途中から電池切れで録音できていなかったなんてことになりかねません。
筆者は2度も録音できていなかったというミスを犯したため、今は撮影の前日には必ずエボルタを満充電するようにしています。
撮影が終わった時に録音できていないこと気が付いた瞬間のあの感じは・・・是非味わってみてください(笑)
ちなみに・・・
満充電まで3.5時間かかる充電器の方が安いのですが、急速充電器だと1.5時間で充電可能です。
筆者はよく充電すら忘れて当時つあたふたすることもあるので、急速充電に助けられています(*´∀`*)
エボルタを手に入れる前までは、モバイルバッテリーから給電しつつ撮影を行っていましたが、給電しているとどうしてもモバイルバッテリーと充電ケーブルが邪魔になってしまいます。
どうしてもその煩わしさから解放されたかったので、今ではすっかりエボルタ(本体に2本と予備2本)体制に落ち着きました。
USBバスパワー、ACアダプター
単三電池の他にUSBバスパワーにも対応しているので、PCに繋いでオーディオインターフェースとして使用する場合は、電池の残量を気にする必要はありません。
ただUSBにケーブルを差し込めば動いてくれます。
野外での撮影時は基本的に単三電池で動かしやすい体制で撮影・録音していますが、室内であまりマイクを動かす必要がなく且つ電源が取れるところであれば、ACアダプターから電源を取ることもできます。
エボルタを使うようになる前はよく使っていましたが、コードレスの軽快さに慣れてしまったが最後、もうコードのある生活には戻れなくなりますので、エボルタを購入する際はお気をつけくださいませ(笑)
ウィンドスクリーンは本体とセットで
外で動画撮影をしたことがある人なら、風の音が「ボォォォォ」と入ってしまっていた経験があると思います。
この風の音を軽減するためにウィンドスクリーンというものがあります。
モフモフのこれです↓
野外撮影をする時の必需品なので、おそらくマイクを購入する全ての方が遅かれ早かれ購入することになると思いますが、どうせ買うならDR-07X本体とセットで売られているものを購入しましょう。
何故なら、本体と別でウィンドスクリーンを購入するよりも、本体とウィンドスクリーン、ケース等をセットで購入した方が安いからです。
きっとウィンドスクリーンも買うことになるので最初からセットで買えば、あとでウィンドスクリーン単体を買う金額と同じ位の金額でケースやACアダプターも手に入れることができます。
※本記事執筆時点のネットショップの価格を参考に執筆しています。
まとめ
これからASMR動画に挑戦してみたい方や、今までの動画の音声にイマイチ納得できていない方にオススメできるマイクがDR-07Xです。
これまでRODE VideoMicroを使って動画撮影をしてきましたが、やはり狙ったポイントの音を的確に録るという意味ではTASCAM DR-07Xの方がクオリティの高い音が録れていました。
そりゃあ、ASMR録音ができるほどですから、繊細な音を録音したい時にはDR-07Xに軍配が上がりますよね(*´∀`*)
それぞれ強みが違うマイクなので、今後は撮影するシチュエーションに応じて使い分けていこうと思います。
兎にも角にも、まず本体にイヤホンを繋いで録音モニタリングしてみてください。
「お〜!!!」
ってなりますから(*´∀`*)