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アウトドア雑談

手洗いよりも消毒効果の高い○○でキャンプご飯も安心・安全

更新日:

ばっすん
やっぱ外で食べるご飯は美味しいなぁ!
…うっ!?お腹が痛い、、
タッキーB
ほら言わんこっちゃない。汚れた手で食べるからだよ!
あ、君の場合はヒレかw

キャンプなどアウトドアでご飯を食べる時のウィルス対策ってどうしてますか?

キャンプでインフルエンザや風邪などのウィルスに感染するなんて、本当に最悪ですよね。

しかし、こまめに手洗いするのが良いとは知っていても、手を洗うには水が必要です。

アウトドアではいつでも綺麗な水が大量に用意できるわけではありません。

 

この記事では、なるべく水を使わずにアウトドアで手を清潔に除菌する為の方法と、その効果についてまとめてみました。

キャンプのみならず、日常のウィルス対策もしっかりしましょう(*´∇`*)

 

手指衛生の重要性

日本で育った方なら、小さい頃から手洗いについて教育された記憶があるのではないでしょうか?

砂場・雲梯・滑り台・積み木…子供は好奇心に任せていろんなものに触ります。

そのどれかにバイキン(ウィルス)が付着していて、その手でご飯を食べてしまったら、口からウィルスが体内に入ってしまう可能性があります。

だから石鹸を使って「よ〜く手洗いしましょうね」ってことですよね?

 

もしも

ソロキャンプでウィルス感染してしまって、その時にたまたま携帯が壊れてしまっていたら…

子供がウィルス感染して、救急車を呼んだとしても到着までに時間がかかる場所だったら…

 

実際の現場では”想定外”が起きるのがアウトドアです。

命を守るためにもウィルス感染を防ぐこと、つまり手指の衛生管理が重要なのです。

 

手を洗う目的

ここで手を洗う目的をはっきりさせておきましょう。

じゃないと「手洗いこそが正義!」の手洗い教になってしまうのでw

 

手を洗う目的は「手指についた雑菌・ウィルスを除去するため」です。

この目的を達成するための手段が「手洗い」です。

 

つまり、手指についた雑菌・ウィルスを除去することができれば、必ずしも水と石鹸を使った「手洗い」である必要はないんじゃないか!?

私、このように考えたわけであります(@_@)

そして調べました。

 

 

手指消毒にはアルコールが最強

色々調べてみると、どうやら手指についたウィルスを除去するために医療現場でもやはりアルコールが用いられているらしい、ということがわかりました。

中でも参考になったのが「医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン」という、医療現場での手指衛生のガイドラインです。(https://med.saraya.com/gakujutsu/guideline/pdf/h_hygiene_cdc.pdf)

他にも幾つもの資料を参考にさせて頂きましたが、結果から言うと、手指に対して実用可能なものとしてはアルコールが最強と言うことでした。

拭き掃除など、人体に触れない除菌では次亜塩素酸(ハイターなど)が最強みたいです。

 

アウトドアでアルコール消毒を行う場合は、焚き火から離れて使用する等、引火しないように十分に気をつけましょう。

 

石鹸よりもアルコールの方が有効!?

アルコールが最強というと、「じゃあ石鹸での手洗いは意味がないの?」という疑問が浮かびますよね?

水と石鹸による手洗いももちろん雑菌除去に有効な方法ではありますが、きちんとした手洗いには十分な量の流水が必要となります。

家であれば、厚生労働省HPにも掲載されている衛生的な手洗いを参考に、十分な時間をかけて十分な流水でキレイに洗うことができますが、アウトドアでは手洗いのためだけにジャバジャバとキレイな水を使うわけにはいきません

 

また、「医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン」によると、アルコールを手指に刷り込む消毒は、石鹸と流水による手洗いよりも早くてより高い効果があるとのことです。

つまり、アウトドアでは貴重な水を使って石鹸で手洗いするよりも、アルコールを使って手指消毒した方が安全にキャンプ飯を楽しむことができるというワケです。

 

目に見える汚れには「手洗い」+「アルコール」

いくらアルコールによる消毒が優れているとはいえ、アルコールには洗浄作用はありません

なので、目に見えて手が汚れている場合等は、まずその汚れをキレイに洗い流してから、アルコールを手指に刷り込むと良いようです。

 

基本的にアウトドアは手が汚れますから、サッと手を洗って、それからアルコールを揉み込むと間違いないですね。

 

十分な効果をあげるにはケチらず使用すること

「医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン」によると、0.2〜0.5mlと少量のアルコールで手指消毒した場合は、石鹸と流水による手洗いよりも優れた効果は得られなかったそうです。

1mlのアルコールで消毒した場合と3mlのアルコールで消毒した場合だと、1mlのアルコールで消毒した時の方が効果はかなり劣るとの研究結果が紹介されています。

また、アルコールは優れた殺菌力を持っていて即効性もありますが、持続性にかけるところがあります。

アルコールを使って十分に手指消毒するためには、ケチケチせずに十分な量(約3ml)のアルコールをこまめに使用することが大切です。

参考手指消毒の手順》国立感染症研究所

 

 

オススメのアルコール消毒液

ここでは大小2つの商品をオススメしますが、成分はどれも似たり寄ったりなので、用途に応じて携帯性や値段を参考に選んでみると良いかもしれません。

 

手ピカジェル プラス 60ml

ソロキャンプや普段の外出用にちょうど良いサイズ。

保湿成分配合で手にも優しい手指消毒剤。

 

アルボナース 1L

ファミキャンやグルキャンで行く場合や、家とアウトドア兼用で使用したい人には大きいサイズのスプレータイプもあり。

よく街中で見かけるタイプのアルコール消毒剤。

 

アルボース ハンドアルサワー 4L

飲食店等でよく使われているタイプ。

これを任意のスプレーボトルに入れて持ち運ぶのが、コスパ的に一番のオススメ。

もちろんアウトドアだけじゃなく、家庭医用にも必要十分なサイズ。

   

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