冬のフィールドは寒くて本当に心が折れそうになる・・・(T_T)
そんな寒さから解放してくれる「大人気」で「売り切れ続出」のアイテムを手に入れました。
その名もワークマン『イージス』!!
ド寒がりの私が真冬のフィールドで、暑くなってついつい脱いでしまった程、暖かさに定評のある「イージス」ですが、購入前は「本当に暖かいの?」「YouTuberが商品提供受けてステマしてんでしょ」なんて思っていました(笑)。
そんなわけで、体脂肪率ひと桁で誰よりも寒がりな私が、実際に着てみてわかった「イージスシリーズ」の真実の性能、購入のポイントをまとめてみました。
2017年には売り切れが続出した人気商品、去年ゲット出来なかった方は11月中旬のリリースを絶対逃さないように!(※2019年10月追記:ワークマンプラスの大規模な店舗展開と共に、随分と手に入りやすくなってきました。初冬までならネットでも店舗でもほぼ確実に購入できるはず。)
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大人気!ワークマン『イージスのスペック』おさらい
現場作業員からはもちろん、数年前からバイク乗りやアウトドアファンの間で話題となっているワークマンの「イージス」ですが、シリーズによる性能の違いはどのようになっているのか、実際に購入・試着して感じたことを含めて比較してみます。
イージス透湿防水防寒スーツ
イージスといえばコレ!
ワークマンの防寒着分野の地位を押し上げた伝説の商品。
私が購入したのはコチラのモデルです。
購入当時、ブラックはすぐに売り切れてしまって買えなかったので、ライムグリーンをド派手に着てます笑。(その後ライムグリーンもすぐに売り切れました。)
「透湿防寒防水スーツ」というだけあって、そのスペックは全てにおいて申し分ない内容となっています。
- 耐水圧:10,000mm
- 透湿度:
3,000g/㎡/24h→現行モデル5,000g/㎡/24h
注目すべきは何と言ってもその防寒性!
後ほど実際に使用したリアルなフィールドテストの状況をお話ししますが、気温0度でも全く寒さを感じない程の防寒性能に驚きをかくせませんでした。
襟の高さが特徴的で、まるで「ひとつ上の男」みたいです(笑)。
首元、いや、ほっぺた辺りまでしっかりと防寒してくれてる感じで、ネックウォーマーを併用すると少し暑いくらいです。
サイズ感は少し大きめな感じで、身長170cmの痩せ型の私はMサイズでちょうど良い感じ。
イージスシリーズのサイズはSサイズがなく、全体的に大きめサイズが多い印象でしたが、中にパーカーやニットを着ることを考えて作られているのかな、という感じです。
防水性能も素晴らしく、実際に雨の使用でも何も問題ありませんでした。
元々バイク乗りが真冬でも快適なツーリングを楽しめるとの口コミで人気に火がついただけあって、雨でも全然寒くなくて本当に快適です。
それでいてこの値段。
6,800円(税込)て・・・(顔がニヤけるレベルですよ笑)※執筆時点価格
アウトドアブランドならまずありえない低価格も、ワークマンが流行っている理由の一つでしょう。
イージスオーシャン防水防寒スーツ
こちらのモデルは防水性能とストレッチ素材を前面に押し出したモデル。
イージスオーシャンを購入したキャンプ仲間と交換して着てみた感想をお話しします。
上のイージスと比べると、素材がとても柔らかく、確かにめっちゃストレッチが効いてます。
ファスナーが止水ファスナーとなっているのもポイント。
実際に1月のキャンプで着てみた感想は、防寒性能だけをみれば間違いなくイージスの方が高レベル。
もちろん暖かくないことはないんですが、イージスを知ってしまっているとやっぱり・・・ね(笑)
この商品のいいところは、アウターを着ているとは思えない程の動きやすさだと思います。
氷点下になってくると防寒性能はイージスにはかないませんが、0度以上であればこっちの方が動きやすく、首元も鬱陶しくないので(笑)こっちでもいいと思います。
防水性のは試していませんので何とも言えませんが、数字で判断すると耐水圧は・・・あれ・・・
- 耐水圧:5,000mm
イージスの半分?になっているようですね。
ただ、イージスはバイク乗りが真冬の土砂降りでも快適に過ごせるほどの抜群の防水性を装備していますが、イージスオーシャンはレジャー用でバイク乗りのようなめちゃくちゃ強い暴風雨に晒されることはないので十分な耐水圧かと思います。
ちなみに釣りをされる方で、藪漕ぎするようなフィールドに行かれる方にはイージスオーシャンよりもイージスをオススメします。
イージスオーシャンの素材は、ストレッチ性能を高めるために柔らかい素材を使用しているので、藪漕ぎなどで草や枝に擦れることにはそれほど強くないと思われます。
こちらも同じくお値段6,800円(税込)
イージス透湿防水防寒スーツ リフレクト
どこが違うかといえば、名前の通りリフレクター(反射素材)がふんだんに使われている点と、透湿度が3,000g/㎡/24hから5,000g/㎡/24hに改良されている点ですね。(2019年モデルからイージスも5,000g/㎡/24hへ改良されました。)
さすがバイク乗りから流行った商品だけあって、バイク乗りには嬉しい反射素材を多く取り入れたNEWモデルを展開してきました。
正直見た目もノーマルイージスよりもカッコ良くなってる気が・・・(こっちの方が良かったなぁ。。)
透湿度もアップして、よりムレに強くなってもお値段そのまま6,800円(税込)は好感持てますね!
防寒レインジャケットPERFECT
防寒レインジャケットPERFECTは、防水性・透湿性においてはイージス界ナンバーワンの性能を誇る新商品。
特に眼を見張るのはそのデザイン。
他のイージスは正直言って、タウンユースは控えたい気持ちもあるんですが、この商品ならタウンユースからキャンプまで、幅広く使えそうです。
抜群の透湿度で、釣りやキャンプで最も快適に過ごせるシリーズかもしれません。
コスパで言ったら、1、2万する下手なアウターを買うよりもずっと良さそうです。
その性能は他のイージスシリーズが既に証明していますし、記事が擦れるような使い方をしないのであれば、快適さはこれがシリーズ1でしょう。
このモデルはやはりタウンユースを想定してか、上下別々の販売をしているが、これもやっぱりコスパがハンパじゃない(笑)
- ジャケット:3,900円(税込)
- パンツ:2,500円(税込)
いよいよライダー界、アウトドア界のみならず、普通に高機能ファッションブランドとしても世間に定着してくるかもしれませんね。
イージス使用レポート①:
マイナス3度のキャンプで汗をかく暖かさ
筆者は体脂肪率が少なく、とても寒がりなんです( ;∀;)
それでも冬もキャンプも釣りも楽しみたい欲の方が断然強くて、真冬は芯からキンキンに冷えてガタガタ震えながらフィールドへ繰り出していました。
さて、筆者のイージスのデビュー戦は正月の最低気温マイナス3度のキャンプでした。
ついて早々コーヒーを沸かし、まずは体を温めます。
それからテントを張るのですが、やはり寒かったので設営に時間をかけたくなくて、ケシュアのポップアップテントとタープで早々に設営を終えました。
小川のわきにテントを張って雰囲気は良かったんですが、それにしても寒くて・・・すぐにイージスを引っ張り出して着込んでみました。
火を起こしてまたコーヒーを飲んで、ゆったりしている時にふと気がついたんですが、全然寒くないんです!
今まで冬キャンプって、ガタガタ震えながら焚き火にあたって「あ〜暖かい〜」とかやってたんですが、イージスを着ると、頬にあたる冷たい風が気持ちよく感じる位、体がポカポカしてくるんですよ。
夜になり、マイナス3度の冷え込みになりまして、ここで本日のメイン料理おでんを登場させました。
湯気が尋常じゃない立ち上りかたをしていて、やっぱりクッソ寒いんだなぁと思いましたが、上下イージスを着ていた私はすっかり汗をかく位に温まっていました。
結局上は脱いで焚き火にあたりながら火照りを覚ますことにした程です。
この時に初めて気がついたんですが、防寒着については今まで上のジャケットばかり気にしていましたが、体を芯から温めるにはパンツの防寒が非常に重要になってくるんです。
イージスシリーズは全てのモデルで上下セットが用意されているので、足から来る冷えにも完璧に対応してくれました。
バイクって常に風を受けて走るので、体感温度は実際の気温よりも10度以上低いとかって聞いたことがありますが、そのバイク乗りのみなさんが大絶賛するのも頷ける防寒性能でした。
もちろん防風性についても申し分ないのは、ビュンビュン系の風を浴びまくっているライダーさん達が支持していることで証明されていますよね。
兎にも角にも、真冬の氷点下で暑くなって脱いじゃうあたり、イージスおそるべしですよ。
イージス使用レポート②:
真冬の雨もなんのその
特に釣りの最中はキャンプと違って火を焚くこともないので、イージスを購入する前は出来る限りの重ね着とカイロを貼りまくることでなんとか凌いでいました。
フィールドはガイドについた水滴が凍るほどの寒さです。
すぐに指がかじかんできて、左右の手を交互にポケットに突っ込みながら、もう片方の手でワームをシェイクして魚を誘います。
足元と指先からだんだん芯まで冷えてきて、キャストの際にスプールを押さえる指の感覚も奪われていきます。
フィールドに向かう車中ではあれこれとイメージを膨らませて意気揚々と向かっていたはずなのに、いざ開始すると痛いほどの寒さに心が折れてくるんです。。
ボートなら尚更地獄のような寒さです。
ハンパじゃない量の厚着をしているからキャストもし難いし、そもそも冬なんでそんなにすぐ釣れるはずもなく・・・30分もしたら「そろそろ車戻るか」って気になってくるんですよね(せっかく来たから意地でも戻りませんが)。
そんな真冬の釣りにも「イージス」を着て行ってみました。
2月、土砂降り、千葉県某ダム、イージス発動!
普通だったら真冬で雨が降ってたら「あ〜あ、雨か」と諦めていたところですが、イージスの実力を試すチャンスと張り切って深夜からポイントへ向かいました。
ポイントに着くと結構強めに雨が降ってましたが、流石の防寒性で寒さはあまり感じませんでした。
そして防水性能ですが、フードが大きめで顔がしっかりと隠れるのと、襟が高いので顔のあたりから雨が侵入してくる事もありませんでした。
一番気になっていたポイント、止水ファスナーじゃないところについても、ファスナーの上にマジックテープの折り返しがついていたので上着からの浸水もなく、真冬にも関わらず快適に釣りを楽しむことができました。
出典:ワークマン
パンツも長靴の外側に下ろしていたので、長靴内への浸水も当然なし(長靴の爪先には懐炉を仕込んでいました)。
がしかし、1点だけ!
雨じゃないときはありがたかったリストガードが、雨の時は逆になんだか気持ち悪くて途中から袖の内側に入れたのがまずかった。。
出典:ワークマン
袖口のあたりが一気に不快になってしまいました、、
最初からイージスのリストガードじゃなくて、指3本だけ出せる冬の釣り定番のゴアテックスのグローブだけをしておけば良かったなぁと。
まぁこればっかりは直接雨に当たるからどうしても避けられない部分ではありますが、釣り用のグローブだったら濡れても不快になりにくい素材だし、どうしても嫌ならポイント移動の時にグローブを外して不快感を避けることもできるし。
もちろん総合的には大変満足のいく商品で、真冬の雨でもガタガタ震えることなく、真冬にヌクヌクと釣りをするには必須の唯一信頼できるウェアでした。
去年も売り切れ続出!イージスの賢い買い方・探し方
さてさて、そんな訳で多方面から大人気のイージスシリーズですが、その人気故にネットで販売開始からすぐに売り切れてしまいます。
2017年は11月下旬に入荷して即時完売でしたが、ワークマン公式サイトによると2018年は11月中旬オンラインサイト発売予定みたいですね。
ワークマンでは、公式のオンラインショップで購入しても「店舗受け取りサービス」を利用することで、送料手数料が無料になるんです!
「ワークマン楽天市場店」でも取り扱いがありましたが、2020年2月に閉店してしまう為、公式オンラインショップをチェックしてみるといいと思います。
人気のある商品は本当にすぐに売り切れてしまうので、私のように「どうしようかなぁ」と思って悩んでいたらもう完売してしまった・・・なんてイージス難民の方々が今年も大量発生する可能性もあると思うんですよね。
もしもそれでも「どうしても欲しい!!」場合には、ワークマンの実店舗をはしごしまくってみてください。
私は寒い中近い店舗から順番に駆け回って、4店舗目でなんとかゲットすることができました!(ただし色はすでに選べなかったですが。。)
脚を使えばどこかの店舗には残っている可能性がありますが、やっぱり確実に手に入れるには販売までに購入意思を決めて、販売と同時に即買いすることをオススメします。
まとめ
今年も冬はやってきます。
間違いなくやってきます(笑)。
「イージス」の語源は、ギリシャ神話の最高神ゼウスが娘のアテナに与えたあらゆる邪悪を払う胸当てだそうです。
冬の寒さを追い払ってくれるワークマン「イージス」にぴったりのネーミングですね!
こたつで丸くなっているのも幸せですが、6,800円で真冬の寒さから解放してくれる最高の防寒着を手に入れて、今までに体験したことのない冬の遊び方、はじめませんか?